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先輩インタビュー 総務部 安藤
産休・育休を経て職場に復帰
職場の皆さんに支えられ、
仕事と家庭を順調に両立しています。
2011年4月入社
総務部 安藤
当社を志望した理由は何ですか?
就職活動をしたのは12年前のことなので、少し記憶があいまいですが、当時は「地元の浜松で就職したい」、「安定的で信用度の高い企業に就職したい」という気持ちがありました。当社は浜松磐田信用金庫のグループ企業であり、それらの条件を満たしていたため、就職を希望したと記憶しています。他社も数社検討しましたが、最初に内定をもらえたのが当社だったので、そのまま就職を決めました。
入社当時の心境はいかがでしたか?
これからは社会人になるので、仕事に対する責任も持たなければならないし、いつまでも学生気分ではいられないな・・・と、身の引き締まる思いでした。それに、入社して職場の方々とうまくやっていけるか不安だった覚えがありますね。入社当初は年齢の近い同僚がいなくて、一番年齢が近くても5歳上の営業担当の男性だったので、当時の上司が「大丈夫ですか?」と心配してくださって。でも、入社してみたら、そんな不安は払拭されました。逆に、私が女性で新卒社員ということもあって、職場の先輩方がとても優しく接してくださったので、甘えすぎていた部分もあったのではないかと反省しています。
職場ではどのような仕事を担当してきましたか?
産休・育休の取得前までは、車のリースの管理全般を担当していました。業務内容としては、まず、お客様からリースのご相談があると、営業担当者が作成した見積書をもとにリース料金を計算し、商談が成立したら契約書を作成します。その後、車が実際に登録されたら、検収の処理を行うというという流れです。それ以外にも、月毎に満了となる車の処理や、お客様への満了案内の発送、メンテナンスや任意保険関連の手続き、車を売却する際の書類の用意などを担当していました。
最初の頃はリースのことなど何もわからなかったので、仕事を覚えられるか不安でしたが、先輩方に教えていただきながら一つひとつ仕事を学んでいき、全般的に任せてもらえるようになりました。
産休・育休は、どのような経緯で取得しましたか?
当社は今年で40周年を迎えますが、産休・育休を取得するのは私が初めてでした。でも、上司が浜松磐田信用金庫の本体の事例を参考に色々と取り計らってくださったおかげで、スムーズに休暇を取得することができました。正直言って、子どもが生まれてからも仕事を続けるかどうかは、気持ち的に半々でした。同級生の友人たちも、子どもを産んだら家庭に入って子育てに専念したいというタイプと、子どもはすごくかわいいけれど、仕事も続けたいというタイプの両極端に分かれていたので、自分が結果的にどちらを選ぶかは、子どもを授かった時点で決断すればいいと思っていました。でも、これまで私は自分の時間を大切に生きてきたので、子どもを授かっても自分を磨く努力を続けていきたいという思いがあったため、産休・育休を取得して職場に復帰することに決めました。産休・育休を取得できたおかげで、1年間は子どもと丸々向き合えたし、乳児期の母親としての役目を十分に果たせてきたのではないかと思います。
職場に復帰してからの状況は?
去年の7月から今年の8月まで産休を取得し、実はまだ復帰して間もないのですが、現在は朝8時半に出社して、15時に退社するという時短勤務の形態で働いています。子どもの保育園が職場から近いので、送り迎えは私が担当しています。職場に復帰してから、子どもと離れている時間がある分、一緒にいる時間は密度の濃い時間を過ごせているように感じます。
復帰後の感想は?
復帰後は、職場の皆さんが温かく迎え入れてくださり、ありがたく感じています。それと、私が休んでいる間にオフィスが新しいビルに移転したので、復帰した当初はテンションが上がりました(笑)。職場が新しくきれいになったおかげで、気持ちよく働けています。業務的には、休んでいる間にシステムが変わったりして、新しく覚えなければいけないことがたくさんあるのですが、ゼロからのスタートだという気持ちで1から前向きに学んでいます。そして、一日も早く職場の皆さんの力になりたいと思っています。
時短で働いていることへの周囲の反応は?
職場の皆さんには本当によくしていただいていて、助けられることが多いですね。私が仕事に夢中になって退社時間を忘れていると、「もう3時だよ」と先輩が声をかけてくださるし、子どもが急に熱を出して会社を早退しなければならないときも、「早く行ってあげて」と、こころよく送り出してくださいます。
ワークライフバランスの秘訣は?
仕事と家庭・子育ての両立は、「妥協できること・できないことを区分けすること」、そして、「自己肯定感を保つこと」が大切だと思います。実は、私はもともと完璧主義の気質があるので、中途半端が嫌いなのですが、仕事も家事も子育てもすべてを完璧にこなそうとすると、自分自身が疲弊してしまうと気づいたんです。子どもが熱を出して休んだり、早退したりするときも、職場の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになるのですが、申し訳なさや自分の至らなさばかり気にしていると、心が折れてしまうので、最近は「子どもが小さいうちだけだから」と割り切って、皆さんの優しさに感謝しながら甘えるようにしています。あとは、仕事や子育てで頑張っている自分を褒めてあげることも大事ですね。頑張ったと思える日には、仕事帰りにコンビニでご褒美スイーツを買ったりしています(笑)。
職場復帰を体験して、あらためて感じる当社の魅力とは?
入社当時から感じていたことですが、当社は規模が小さい分、アットホームな雰囲気なところがいいですね。私が職場に復帰したときも、この会社だからこそ、こんなに温かく迎え入れてもらえたのだと思います。それに、当社には社員の異動がないので、長いお付き合いを通じてお互いの個性や人柄を理解できるようになり、仕事がしやすいことも魅力の一つ。お互いの個性を尊重しつつ、自分がやりやすいように仕事を進めていけるところがいいですね。上下関係も厳しくないし、なんでも相談しやすい雰囲気なので、何かトラブルが生じた場合にも、みんなでそれを共有して解決します。ですから、これから入社を検討されている方には、「安心して当社で働いてください!」とお伝えしたいです。
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